じゃれあう小犬のように・・・美紅です。


影響もありまして(笑;御礼はひみつめもにて)
料理や、お菓子作りもがんばっちゃてるわけですが。

どちらかというと。


お菓子こそ、愛情がないと
ほんっとに”美味しく作れないなー”
と思います。

ケイ君は甘いもの大好きで
お菓子大好きで
目がさらにキラキラしちゃって。


料理も、手間ひまかかるんですが
お菓子の方が、なんだかんだと
意外と力が要ったり、
繊細な技術とか温度とか大事で。


私が愛用してるお菓子レシピは
たった1冊それと、お母さんが買ったはるか昔の本のコピー。

私の誕生日に、お父さんと二人で作ってくれるケーキは
いつも、これだった。
これを、お父さんとお母さんはみて
私にとびっきりのケーキをつくってくれていた。

建て替える前の実家には
ガスオーブンがあって。
そういえば、お父さんとお母さんは
焼きあがるまで、見せてくれなかったっけ。

どんなケーキだったかは、憶えていない。
でも、二人がキッチンでなにかしてるのを
まだ、コトバも多少しか話せない私は
鮮明に憶えている。
黄色の床、アコーディオンカーテン・・・



ん?
だから、このカラーもチャチャけてきた本のレシピでつくったお菓子は
美味しいのかな?なんて。


数あるお菓子レシピの中で、
私が手にとり、これにしよう!と
購入したレシピは

3姉妹の次女が、お母さんが魔法のようにつくっていくお菓子を
いつも食べていた思い出。
一緒に作るようになった楽しい思い出。
そして・・・
そんな大好きなお母さんが(まだ次女さんが若いときに)亡くなられて、お母さんへの想い・・・
そして、お菓子に込められた深い深い愛情。
それからはじまる、という本です。

でも、タイトルは、たしかー・・・
お菓子一年生 だったか、そんな感じ。

今は、3姉妹でお菓子やさんをやっているとか。


いやーダメですねー
全部の情景が、すべて私の中に突風のように広がってしまったから
「あぁ、これだ」って
なっちゃったんです。

そういう本って、たまにあるんですよね。レシピにかぎらず。
小説にしろ、マンガにしろ、エッセイにしろ。
書いた人の”想い”がフィルムのように
自分の中を突き抜けてココロに情景が映ってしまう本。

とりつかれた 状態です。


そのレシピは、まるで目の前にその3姉妹がいて
お母さんとの思い出を懐かしく笑いながら、粉を混ぜたり、オーブンを除いたりしているような
本当に、優しくて暖かい内容なんです。

なんだか、自分もそれに混ざって、
粉を混ぜてるような、オーブンを除いてるような気分でお菓子が作れるのです。

「ねぇ、アナタの好きな人はこういうのすきかしら?
だったら、ここは混ぜすぎないでね
ちょっぴりブサイクでも大丈夫」
なんて、書いてないんですが
そんな風に伝わってくるような・・・
写真入りの、レシピ。


ケイ君の「わぁ(^0^)」は、私のみみたぶまで赤くなってしまうほど
かわいくて
「みーちゃんの手作り〜」って
無くなるのを惜しむように食べてくれるのが
本当に、愛しくて。


お菓子作りって、なかなか面倒で
後片付けも結構大変で
ふくらまなかったり、焦げたり、味がぼやけたり
かたかったり、べちゃっとしたり
スカスカだったり
そういうのと闘いながら(?)
作るもの。

だからこそ、愛情がなくっちゃできなくて

それで
「わぁ(^0^)」っていってもらうと

またがんばっちゃおう!ってなるだなぁー。


愛情無しで作ると、あんまり甘くならないみたいだし。
不思議!


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