恋 が くれたもの

2003年10月23日
できれば、本日の日記は
西村由紀江さんの
”恋がくれたもの”をBGMにしてください。
・・・なんて偉そうに。たいした文じゃないんですがね、いつも。

 
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ちょうど。
 
「初めてであった日が過ぎたね」というコトバを
ケイ君と笑いながら話すと
 
「あぁ、もう前彼と別れて何年になるのか」
という、ぼんやりとしたことも、思い出す。
 
これは、損な性格だな、と、隠れて苦笑いする。
 
秋のこの、ススキが揺れる川原は、
別れた日の風景を思い出す。
秋の澄んだ夜空は、あぁもう終わりなんだという
あの気持ちも、思い出す。

やっぱり、損な性格だな、ともう一度苦笑いする。

 
(DEARSにもかきましたが。)

 
付き合って、3年目で別れたんだよなぁ、前の人とは。
ちょうど、3年目の記念日に。

すべてさらけ出して囲うとまでは思わないけれど
ケイ君ほどではないが、自分をいいほうにほんの少し
導いてくれた人だったな。
 
 
優しさも、きっと、たくさんあったとおもうし
おもったより、考えてくれてもいたんだろうな。
 
恋していたのは、3年付き合ったうちの
たった1年だろうけど。
それでも
恋していたそのときに得たのは
 
優しさと、ほんの少しの幸せだったとおもう。
そう、思えるようになったんだな。 
 
 
そして、失った恋からも、本当に得るものは大きい。

 
今、こうやって、ケイ君がそばにいて
「お互いを知って」4年がたった。
お互いに失った恋で、臆病になった心の傷は
確実に修復されていく関係で。
 
そして
口にしないけれど、ほんのわずかなきっかけで
「・・・そういえば、昔」なんて
失った恋の情景を、ただの懐かしい気持ちだけで
ふと思い出したり、してるんだろうな。
 
 
過去の思い出は、ただの思い出。
未来には、薬としてしか、持って行かない。

 
「もう、失敗は繰り返さないように」という薬。

 
秋の冷たい空気は
いろんなことを、本当に思い出させる。
もちろん、失った恋のちょっぴり痛い傷あとも。

そして
幸せをくれつづけている、ケイ君との
優しく、光り輝く思い出も。
 
 


ケイくんが、隣で穏やかに微笑を浮かべているのを
創っているのは
 
 
 
 
私。

 
 
 
その創る材料をくれるのが
 
 
 
 
 ケイ君。

 
 
  
幸せな、メビウスの輪。∞
  
 

 
恋がくれたものは、必ずしも
イイコトばかりではない。
悲しみ 苦しみ せつなさ・・・・
傷ついたこと 傷付けたこと 傷つかずにはいられなかったこと
 
 
でも、
恋がくれたものは、本当にそれだけだろうか?ということを
考えたい。考えて欲しい。

想い人のために、がんばった自分
努力した自分
泣いた自分
そういう、上を向いていた自分こそ
本当にステキなものじゃないかな。

自分は人を愛せたという事実。
ということは、さらにもっと大きな愛で
人を包めるんだという予想。
  
 
切ないほど、胸が苦しくて、苦しくて
何も口に出来なかった、そんな感情も。
 
恋は、一人ではできない。
誰かを見つめることができていた、ということも。
 
 
 
失ったほうが、よかったんだろうなっていう
一歩踏み出せた自分も。

 
終わりは、始まりなんだって、気合入れる自分も。 
 
 
 
”恋が出来るモノ”に、”生まれた”という ことも。  
  
 

 
私は、ケイくんに今もずっと恋してる。
 
 
可愛くいたい。好きでいて欲しい
私を見つめて欲しい。
抱きしめて欲しい。
 
その感情は、いつでも私にガンバルゾの気持ちを
くれる、気がする。
 
 
 
 
恋がくれたものが
自分の幸せへの道標となりますように。

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