白状。

2003年11月5日
「すみません。所長、
この仕事、出来ません・・・」
 
勇気を出して、相談した。

そして、もっと勇気を出して
「課長、相談があります。
この仕事だけ、どうしてもできません」
 
 
 
なきそうだった。
仕事でなくのはすごく卑怯なことだから
絶対になかないときめてるから
ぐっとガマンした。
 
 
私がこの仕事ができないと
ものすごくたくさんの人が、
・・・
私に優しくしてくれる、いろんなひとが
いっぱい
いっぱい
迷惑する。
 
 
悔しい。
でも
出来ない。
 
 
中身が、わからない。
わからないことがわからない。
 
出来ないことが、どうして出来ないのかがわからない。
 
 
 
 
こわかったけど
苦しかったけど
ひとりぼっちで抱えて
もう、どうしていいのかわからなかった。
 
 
 
「ほんの少しの勇気だよ」
友達から
ケイ君から
励まされた。
 
 
がんばって、相談した。
「できなくてすごいツライです」って
言い方間違ってるかもしれないけど
自分の現状を、話した。
 
 
辞めたいって、すごく思った。
 
 
 
 
この会社に入社したとき
まだ、製品の名前も、担当の人の名前も
覚えたてで
物流のながれも、受注も納入も
さっぱりわからないのに
 
ほぼハッタリで、客先とやりあった。
 
 
向こうの係長だか課長だかが、理不尽なことぎゃあぎゃあいってきても
怖いものナシで
「計画と違うじゃないですか!もっと早く計画を連絡してくださることは
ムリだったんですか!?」

ぎゃーぎゃーやりあった。
 
 
 
周りの営業さんのが、辞めたがっていた。
こんなつらい目にあうなんてって、愚痴を
聞いてた。
 
そんな中、私はやれることをやっていただけだけど
「美紅さんがいなかったら、本当にだめになっていたよ」
と、
課長に言ってもらった。 
 
 
客先には、美紅さんは怖い人、ってなっちゃったけど笑。

 
 
でも
今は
とっても苦手な仕事で
 
 
できませんなんて、いいたくなかった。
 
 
理論的には、できること だ。
 
 
 
同じ仕事を5こやっていて
4こは、さらさらさらーっと
できてしまう。
 
 
でも、1こだけ
できない。

 
それだけ、出来ない。
 
 
 
 
なきそうな顔だったと思うけど
相談した。

 
 
 
そうしたら、少し、状況が変わった。

 
その仕事を引継ぎした先輩(他県営業所)から
「一人で抱えちゃダメ!」って
メッされた。
 
  
 
事務所に一人だったから
だーだー泣けてきた。
 
 
 
 
自分のせいで、誰かに迷惑かけたくない。
 
 
そりゃぁ、頭の悪い人間だから、
いつだって誰かに迷惑かけているけれど
あからさまに
自分の力不足なだけじゃん・・・
 
ごめんなさい・・・・。
 
 
 
 
帰ったら、ケイ君が玄関まで「おかーえりー」って
出迎えてくれて
ぎゅーってしてくれた。
 
 
でも
顔が見れない。

くっついてくれてとってもうれしいのに
目が挙動不審。
きょろきょろしてる。

 
 
  
 

やばいな、相当。自分の精神状態。
 
 
 
 
 
夜勤で、仕事の合間に電話をくれた。
「美紅、愛してるよ」
久しぶりに聞いた。
・・・
あぁ、自分の本当の心は
とっても正直だな
 
「うん!」って
笑顔が出た。
 
 
 
きちんとケイ君のことだけは
好きでいたいなぁ

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