「僕は普通のヒトだよ。ただちょっとだけ見えないものが見えるだけで」
2003年11月19日「ケイくん、目がかわった!」
一緒に飲んでいたおねーさんが、驚いて笑った。
私も、くすくす笑って
「ケイくん何が見えたの?」
と聞いた。
戸惑うケイ君。
「え?え?そんなことないよ、変ってないよ」
お姉さん
「さっきとは明らかに違う。急に、なんていうのかなぁ、目が違うだよ」
最近、ふと、思った。
ものすごく良い意味で、ケイ君のちょっとかわった力を
大きく受け止めてくれる友達が
増えている。
受け止めてくれうというか、
「それだって、そのひとの個性よ。それがあって、ケイさんなんだよ」
と、気味悪がるわけでもなく、興味本位でおもちゃにするわけでもなく
人として、見てくれる人。というのだろうか。
そして、
そうやって、受け止めてくれる人は、全員
ものすごく前向きで、ものすごいパワーを秘めている人ばかり。
そりゃぁ、時には落ち込んだり、誰にもいわない苦しみを
抱えてたりするだろうけど。
ケイ君がそっと私だけに
「オーラが輝いてる。色が変ってきてる」
と、優しく微笑みながら、耳打ちしてくるひとばかり。
前世のとても良いエニシ(縁)とか、優しく暖かい導きとか
そういう事を、考えてるひととか。
逆にケイくんが、そういう意図的かもしれないけれど暖かいものにふれて
それでココロがゆっくりと満ちて
もっと、誰かを信じられるようになるといいな。
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珍しく、漫画を買った。
私は、よっぽど惚れ込まないと、漫画は買わない。
マニアック本屋で「立ち読みして」と張り紙が書いてあった(マジ)
本が、偶然、私のまぁまぁ好きな作家さんで。
ぱらぱらーと、張り紙のとおりに(笑)よんでみた。
ソッコウ 購入。
やっぱり、この作家さんはスゴイって思ってしまった。
それで。
その本を買って帰り道。
私がどっぷり惚れ込んで買う本って
全部共通点がある事に気が付いた。
(娯楽・雑誌は別ね)
私がもっている漫画(小説も)は、10タイトルもないくらい。
その本のあらすじを書くと、共通は簡単に見つかる・・・
その1
主人公は幼い頃、旅行中に飛行機が事故で墜落。
内線の続く地へ迷い込んだ。
そこで、生きるために人を殺し続け、父親代わりの最も
敬愛する男から、薬物づけにされた過去を持つ。
そして、日本で暮らすようになり、仕事のせいで相棒をなくす。
相棒には妹が居るがそれは血のつながっていない妹。
とても愛情ぶかい兄妹のお陰で主人公はかわっていく。(兄は死んじゃったけどね)
殺すだけではなくて、守る事・・・それが彼を変えていく。
その2
3歳のときに、いきなり母親に捨てられた主人公。すてられたというより、父親の元に預けられた。
父親は、あるカンパニーの会長で、金にしろ権力にしろ
なにもかもがあった。主人公は、超美形で天才肌で、与えるものは全てこなしていったが、愛とかそういうもには飢えていた。
しかしある日、野生的なまでに情熱をもつ少女にであう。自分にはない感情を持った少女に恋焦がれる。
しかし、その少女は、母親から刺されものすごい人間不信のトラウマをもっていた。
転校というきっかけで離れ数年後、高校生になったのに酔っ払ってゴミ捨て場に倒れていた主人公を、
恋焦がれていた相手が偶然見つけて介抱する。
しかし、少女だとおもっていた相手はじつは男だった(・・・汗)
それでも二人は自分に足りないものを傷つきながらも見付け合い、どんどん変わっていく
その3
主人公には双子の弟がいる。囚われの弟。
彼のいる世界は悪魔の世界。悪魔には双子はあり得ないのだが、彼の母親は、人間に恋してそして・・・彼らが生まれた。
悪魔には優しさも思いやりもなにもない。全ては自分のため、利用するものはとことん利用する。
あってはならない双子は幼い頃は奴隷として育ち、
あるとき、悪魔の中でも最悪の悪魔に操られ自分を育ててくれた母親を殺してしまう。
二人は、復讐を固く誓う。・・・が、その後二人がある魔女を好きになる。
魔女には彼がいるのだが、それでも、魔女も双子の事が好きになる。
そんな矢先、最大の復讐のチャンスが訪れ、双子は母親の敵を討ったのだが、それは魔女の恋人だった。
魔女の怒りはすさまじく、怒りの矛先の相手の運を吸い尽くし魂が果てるまで尽きる事はない。
双子は逃げるが、弟の”肉体”のみが魔女に囚われてしまう。
兄は魂を抱え、人間界に逃げ込む。
そして、弟を助けるたった一つの方法は、金で人間の望みを叶える事。悪魔の力を使って・・・人間を幸せにする事だった。
その4
警察の特別部署で働く彼女は、魔道師の娘。しかし、その両親は、ある大きなプロジェクト父親は死に、母親は病床に居る。
プロジェクトとは、妖魔の不因分子と、人間のそれを
交換しよう、というものだった。
(いいものとわるものの規定が逆だから、いれかえっこ、ってことかなぁ)
その失敗により、中途半端に扉は開きっぱなしで
悪い妖魔が人間界にはびこるようになってしまった。
彼女だけが、その扉を閉じ、役目を果たす事が出来る。
両親の意志を引継ぎ、最愛の恋人との死別を乗り越え
最大の敵に立ち向かうとき、彼女の体には、最愛の恋人との赤ちゃんが宿っていた。
彼女は全ての運命を切り裂いて希望の未来をつかんでいく。
その5
ある大国に、蛮族が攻め入り、国はおとされた。国王は囚われ、美貌な王妃は敵国の王のもとへ。命からがら逃げた皇太子は、わずかな仲間と再度国を取り戻すため旅に出る・・・が、だんだん増えていく仲間や、小さい頃からよそよそしい父王、冷たい母にささやかな疑問をもっていた皇太子。臣下も、貴族さまではないような心遣いとしなやかな強さに、次第に王たるべきは、囚われの王ではなくてこの皇太子ではないか、となっていく。
本当に王家と血筋が同じ王子は蛮族と手を結び、「正当なる血筋の王」となるため、皇太子を狙う。
そして、その王子より、皇太子はどこぞの庶民の子だということがばらされる。男児に恵まれなかった王と后
は、ちょうどよく臣下が産んだ男の子を、臣下を殺し自分のものにしたのだった。
それでも、皇太子は皇太子として選ばれた数奇な運命を受け入れ、皇太子の人望に惚れた有能な臣下とともに、どんどん軍隊を増やし、仲間を増やし、とうとう王都奪還をはたす。
(・・・なんか日本語おかしいけど、許して)
まだもうあと3つくらいあるけれど、説明が難しいので割愛。
それで。
共通点、ハッキリしすぎです。
幼い頃に片親もしくは、両親をなくす。
それを出さずに、強く優しい主人公。
運命を受け入れ、立ち向かっていく。
自分がこうなったのは、誰かのせいだ!なんていうのは
微塵も無く、自分の足で歩いていっている。
皆、一途。
・・・ケイくんもそうだ。
両親死んでないけど、居ないも同然だし。
・・・
すごいなぁ、・・・自分・・・(自画自賛かよ!?)
いやいや・・・はっきりしすぎて笑えるよ・・・自分。
私は強くなりたいんだろうな。
ケイくんにその事を話したら
「みーちゃん、強くなりたいんだもんね」
っていわれたし。
今度買ったのも、まだ出たばっかりだから、あらすじもなにも・・・だけど
・・・・
才能のある高校生が、ある日出会う。
しかし、二人とも”父親”という巨大な壁、存在に
自分を見出せないでいる。
見返してやろう、乗り越えてやろうと二人で結託し、
父親よりすごいものを創ろうとするが・・・
片方の母親は、病気で死んでしまう。父親という絶対的な存在
そして憎悪。
せっかく出会えた、互いの才能を分かり合える友達は、
互いの父親が一体どういう人物かということを知り、
歯車が狂い出す・・・
と、こんなかんじ???
展開が気になりまくりです。
ところで、どんな漫画、小説か
このくちゃくちゃな説明でわかるかたって
いらっしゃるのかしら???
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