数々の失敗とか

2003年12月16日

 
私は、かなりたくさんの人を振り回して
かなりたくさんのひとの反感を買い
連絡するねーってほかっておいたり
彼氏が一番!て周りを見なかったり
自分のために自分の欲のために人を利用したり
してきました。
 
 
そのときは、すっごいすっごいバカで
悲劇のヒロイン液に侵食されまくって
うまく行かない理由を冷静に判断することもできず
「どうしてうまくいかないのよ!!」とものすごいマイナスと
他人転嫁をしていたと思います。
 
私は本当に性格が悪くて
本当に情けないほど嫌なやつで
自分が大嫌いでした。
 
 
自分が大嫌いだから、周りにもおなじよーーーな
「でもだってちゃん」(でもー だってー ばっかリ言う人)
「参ったさん予備軍」(困ったちゃん域をオーバーしかけてるひとたち)
「都合つく人利用さん」(自分に都合のいい人をとっかえひっかえするひと)
ばっかりいました。
思いやりの無い、自己中で、己の欲にじつに忠実なひと。
それは私でもあり、私を鏡として映してくれるような環境でした。
 
 
私が迷惑だなぁ!っておもうように
相手も私に「迷惑だなぁ!」っておもっているような関係が
アクションゲームの敵のように、ガンガンゴンゴン、ぶつかってひしめきあっていたのです。
 
 
私は今でも自分の性格がいいとは思いません。
ただ、嫌いな自分を自分で変えようとしました。
どうしたら、好きに、ステキに、嬉しく 楽しくなれるんだろうか。
そう思うまでに、実に3年掛かったことになります。
 
 
私は、口先女だと、よくお父さんに言われます。
有言不実行の典型。すばらしき八方美人。
相手にあわせて、喜ばせたくて、調子のいいこと
言う時がけっこうありました。
 
でもそれじゃいけないんです。社交辞令は使い分けないといけないし、
本当にそう思うんなら、実行できるかどうか自分自身に問い掛けて
進まないといけないんですよね
 
 
本当に少しずつだったと思います。
今だって全然できてないくらいですが、口先女の汚名返上を
しなくては。
お父さんからも「ちったぁ動くようになったか」といわれるように
ならないと。
 
 
たくさんたくさん、もちろん私に害を成す人のほうが絶対的に多いですが
イヤーなおもいさせたり、傷つけたりしてきました
逆ももちろんです。
 
大切な人だって、傷つけてきました。
本当に友達でいてくれる相手を、わけわからん自分の傲慢さだけで
傷つけたりもしてきました。
 
 
 
私を変えてくれたのは、ケイくんだ、とはいいません。
彼は、きっかけのひとつ。
大きなきっかけの一つ。
 
自分が気付かないと、人って変われませんよね
私には、気付かせてくれるひとが、いっぱいいっぱい
いてくれたんだと思います。
 
 
私は、人のことを考えない、自分勝手でわがままで
すごくすごく性格の悪い最低おんなでした。
そんな自分が大嫌いだったので
大嫌いな所を一個ずつ潰して、
心が喜ぶことを、誰かを踏み台にしたり犠牲にしたりしない
素直に喜べることを集めて満たし
自分を好きになるようにしました。
 
 
今。
自分のこと、けっこう好きです
あいかわらずくよくよ虫とかおろおろ虫とか飼ってますが
大好きな人たちがいて、幸せへのスパイラルがなんとなくわかってきて
いいひと、いいもの、いい関係を引き寄せられるようになってきた自分は
やるじゃんテメェ〜って内心グッジョブポーズです。
 
 
こんな私でも、好きだって言ってくれるひとがいて
叱ってくれる人がいるから。
自分の歩む道を遠くまで見てみると、
いっぱい信号やら標識やら立ててくれているから。
 
私も大事な人の信号や標識になりたいです。
信号や標識を見てくれる人の、それになりたいです。
 
 
たくさんの笑顔に囲まれたあの幸福感。 
それは、私は結婚式の時に知ってしまったから。
あんなにも優しくて穏やかでみんながあったかかったあの雰囲気を
知ってしまったから
あれがずーっと私の中にあって、
あれを常に目標にしようと思います。
 
 
今までも私を磨いてくれる人たちはもちろんのこと
これから出会うたくさんのいい人たちとも

 
 
 

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