私が思う 「見守る」こと
2004年1月20日実は。
自分の仕事している営業所から
私が結婚式を挙げた結婚式場(ホテル)が
どどーーーん とみえます。
大きいホテルです。営業所の窓は小さいので
窓中ホテルです。表現がおかしいのはご愛嬌。
道路を渡れば、きりっとした制服で走り回っている駐車場係(・・・なんていうのかな?)さんがいます。
毎日同じくらいの時刻に、ウエディングケーキや
来賓の皆様のテーブルに並べられる焼き立てパンの、
コクのあるバターとふわふわたまごと砂糖のにおいが
あたりいっぱい立ち込めます。
幸せな思い出の香りです。
・・・っと、目の前にあるわりには
なかなか足を運べず。(・・;)
幸せそうなカップル(女ばっかりまいあがって男がゲンナリしてるカップルも多し:爆笑)が
噴水のある石畳の正面玄関をちょこちょこ歩いています。
本当に目の前なのに、私たち夫婦に全身全霊で
(DEARS参照;式前日夜に事故にあったことはスタッフ全員が知る大事件)
尽くしてくれたスタッフの皆さんにも
会わない(なぜだー!)
そして
何回も泣きながら私たちの式を最高のものにしてくれた担当のRちゃん、ワイさんにも
会わない・・・。
ところが
今朝。
ジュースを買いにいこうと道路を渡ったら、見覚えのあるぬいぐるみを
乗せた車が、目の前をすっと横切り、駐車場にはいっていった。
あ、Rちゃんだ!
猛ダッシュで裏道を回って、駐車場にある自販機で
私はRちゃんを待ち伏せた。
「おーーーい、Rちゃーん」
Rちゃんは、目も悪いせいか、ツンケンした感じで歩くクセがある
ちょっと先方を睨むような目つきで(悪いぞよ)
2メートルくらい、私を睨んでいた(笑)顔が
硬いお餅が、炭で焼かれてほころびるように
ふにゃ、と表情を変え、目をウルウルさせて駆け寄って
「美紅さー・・・ん」
私の腕の中に飛び込んできた。
Rちゃんは、本当に本当に強いコ。
弱さを見せたがらないコ。
家族も、友達も、心から愛してるコ
そしてとっても不器用なコ。
自分がなりたかったものに恋焦がれているコ
優しい優しいコ。
涙を目にいっぱいためて
私の肩におでこをうずめて
小さく肩をふるわせた
私は片手に荷物があったので、もう片手でぎゅうっと抱きしめて
頭をナデナデした。
Rちゃんとはまめに連絡をとっているわけじゃない。
メールをたまーにするけれど、返事がこなくても普通。
自己満足かもしれないけれど
私は、それだけで、Rちゃんの心の縁に、ふれたような気がした
・・・相変わらず、張り詰めたようにがんばっていて
弱さをほとんど出さなくて
抱え込んじゃって、甘えたくて仕方がないRちゃん・・・
ほんの数秒だった
すっと顔を上げて、涙をこらえて
Rちゃんはぼそっと
「仕事行って来る」とつぶやいた。
私は、笑顔で「うん!」と大きく頷いた。
次の瞬間、彼女はいつもの様に笑っていた。
うるうるした目は元通りになりかけていた。
また連絡するね!あけおめ!というRちゃんに
メールするさ!ことよろ!と返し、
笑って、その場は別れた。
その一瞬で、今日のRちゃんが元気に一日を過ごしてくれたら
それでいい。
きっと、いまごろ、いつものようにワイさんや
ぐっさん、WRさん(親密にしていたスタッフ)に
「ねーねー!美紅さんにあった!いいでしょー」と
ワケワカラン(*´∇`*)自慢をしているんだろうな
私やケイくんにあったことは
自慢するようなことじゃないよ、といつもニッコリ話すんだけど
「嬉しいもん!ケッ( ̄д ̄)」って照れ隠しする、本当にかわいいコ。
私が思う、一番最高最良の
見守る形は、
美紅ケイ夫婦と、Rちゃんみたいな関係。
Rちゃんは、親御さんが大変しっかりしているお陰もあるのか
”人に迷惑をかける”ということを、本当にわきまえている。
こっちが勉強になるくらい(^▽^;)。しっかりしている。
だから、甘え下手っぽい印象だけど
ほんのすこし腕を広げて微笑めばその中にちょこんとすわるような
本性をもっている。
あぁ、本当にいい子。
Rちゃんを、しっかり見守れるのは
Rちゃんが歩むべき人生の決断を、
絶対に責任転嫁したり、人のせいにしないから
だと思う。
気が合わない人、やり方の違う人、方針の違う人の
文句も言わないからだと思う。
そりゃぁ、ぶつかったりしたら、ムカツク!とはいうけれど
それだけ。
相手をバカにしたり、陰口を言ったりということはしない。
だからこそ、こちらもSOSがきたら飛んで駆けつけるけど
「おうちにいってもいい?」って電話がきたら
本当に体調わるくないかぎりは
おいで、といってあげたい。
あぶなっかしくないから、見守っていられるといわれれば
そうかもしれない。
道を踏み外すようなことはないし、誰に聞いたって「バカじゃないの?」ということも
しないから。
ああ、また気が付いた
人の悪口、陰口、他人のせい、人を馬鹿にする・・・
そういうことをして楽しんでるひとが
私のまわりからいなくなった。
それは、私も昔は、人のせいにして、人をバカにして
そういう因子があったから
同じような人間が側にいたんだろう。
類は友を呼ぶのだから。
私から、そういう因子がきえたのかもしれない
(好戦的なところがまだあるのは性分かしら・・・)
Rちゃんが私をみつけて、駆け寄って抱きつくように
私にも、肩におでこをくっつけて、ぽろぽろ泣ける相手がいる
ケイくん以外に。
それはもしかしたらものすごい幸せなことなんだと思う。
きっと、その相手は私のことを見守っていてくれていると思う。
小さい声で
「まけんなヨ」っていった。
周りに負けるコじゃないから
自分に負けないでいて欲しい。
私も、いつでもここにいるから。ね
自分の仕事している営業所から
私が結婚式を挙げた結婚式場(ホテル)が
どどーーーん とみえます。
大きいホテルです。営業所の窓は小さいので
窓中ホテルです。表現がおかしいのはご愛嬌。
道路を渡れば、きりっとした制服で走り回っている駐車場係(・・・なんていうのかな?)さんがいます。
毎日同じくらいの時刻に、ウエディングケーキや
来賓の皆様のテーブルに並べられる焼き立てパンの、
コクのあるバターとふわふわたまごと砂糖のにおいが
あたりいっぱい立ち込めます。
幸せな思い出の香りです。
・・・っと、目の前にあるわりには
なかなか足を運べず。(・・;)
幸せそうなカップル(女ばっかりまいあがって男がゲンナリしてるカップルも多し:爆笑)が
噴水のある石畳の正面玄関をちょこちょこ歩いています。
本当に目の前なのに、私たち夫婦に全身全霊で
(DEARS参照;式前日夜に事故にあったことはスタッフ全員が知る大事件)
尽くしてくれたスタッフの皆さんにも
会わない(なぜだー!)
そして
何回も泣きながら私たちの式を最高のものにしてくれた担当のRちゃん、ワイさんにも
会わない・・・。
ところが
今朝。
ジュースを買いにいこうと道路を渡ったら、見覚えのあるぬいぐるみを
乗せた車が、目の前をすっと横切り、駐車場にはいっていった。
あ、Rちゃんだ!
猛ダッシュで裏道を回って、駐車場にある自販機で
私はRちゃんを待ち伏せた。
「おーーーい、Rちゃーん」
Rちゃんは、目も悪いせいか、ツンケンした感じで歩くクセがある
ちょっと先方を睨むような目つきで(悪いぞよ)
2メートルくらい、私を睨んでいた(笑)顔が
硬いお餅が、炭で焼かれてほころびるように
ふにゃ、と表情を変え、目をウルウルさせて駆け寄って
「美紅さー・・・ん」
私の腕の中に飛び込んできた。
Rちゃんは、本当に本当に強いコ。
弱さを見せたがらないコ。
家族も、友達も、心から愛してるコ
そしてとっても不器用なコ。
自分がなりたかったものに恋焦がれているコ
優しい優しいコ。
涙を目にいっぱいためて
私の肩におでこをうずめて
小さく肩をふるわせた
私は片手に荷物があったので、もう片手でぎゅうっと抱きしめて
頭をナデナデした。
Rちゃんとはまめに連絡をとっているわけじゃない。
メールをたまーにするけれど、返事がこなくても普通。
自己満足かもしれないけれど
私は、それだけで、Rちゃんの心の縁に、ふれたような気がした
・・・相変わらず、張り詰めたようにがんばっていて
弱さをほとんど出さなくて
抱え込んじゃって、甘えたくて仕方がないRちゃん・・・
ほんの数秒だった
すっと顔を上げて、涙をこらえて
Rちゃんはぼそっと
「仕事行って来る」とつぶやいた。
私は、笑顔で「うん!」と大きく頷いた。
次の瞬間、彼女はいつもの様に笑っていた。
うるうるした目は元通りになりかけていた。
また連絡するね!あけおめ!というRちゃんに
メールするさ!ことよろ!と返し、
笑って、その場は別れた。
その一瞬で、今日のRちゃんが元気に一日を過ごしてくれたら
それでいい。
きっと、いまごろ、いつものようにワイさんや
ぐっさん、WRさん(親密にしていたスタッフ)に
「ねーねー!美紅さんにあった!いいでしょー」と
ワケワカラン(*´∇`*)自慢をしているんだろうな
私やケイくんにあったことは
自慢するようなことじゃないよ、といつもニッコリ話すんだけど
「嬉しいもん!ケッ( ̄д ̄)」って照れ隠しする、本当にかわいいコ。
私が思う、一番最高最良の
見守る形は、
美紅ケイ夫婦と、Rちゃんみたいな関係。
Rちゃんは、親御さんが大変しっかりしているお陰もあるのか
”人に迷惑をかける”ということを、本当にわきまえている。
こっちが勉強になるくらい(^▽^;)。しっかりしている。
だから、甘え下手っぽい印象だけど
ほんのすこし腕を広げて微笑めばその中にちょこんとすわるような
本性をもっている。
あぁ、本当にいい子。
Rちゃんを、しっかり見守れるのは
Rちゃんが歩むべき人生の決断を、
絶対に責任転嫁したり、人のせいにしないから
だと思う。
気が合わない人、やり方の違う人、方針の違う人の
文句も言わないからだと思う。
そりゃぁ、ぶつかったりしたら、ムカツク!とはいうけれど
それだけ。
相手をバカにしたり、陰口を言ったりということはしない。
だからこそ、こちらもSOSがきたら飛んで駆けつけるけど
「おうちにいってもいい?」って電話がきたら
本当に体調わるくないかぎりは
おいで、といってあげたい。
あぶなっかしくないから、見守っていられるといわれれば
そうかもしれない。
道を踏み外すようなことはないし、誰に聞いたって「バカじゃないの?」ということも
しないから。
ああ、また気が付いた
人の悪口、陰口、他人のせい、人を馬鹿にする・・・
そういうことをして楽しんでるひとが
私のまわりからいなくなった。
それは、私も昔は、人のせいにして、人をバカにして
そういう因子があったから
同じような人間が側にいたんだろう。
類は友を呼ぶのだから。
私から、そういう因子がきえたのかもしれない
(好戦的なところがまだあるのは性分かしら・・・)
Rちゃんが私をみつけて、駆け寄って抱きつくように
私にも、肩におでこをくっつけて、ぽろぽろ泣ける相手がいる
ケイくん以外に。
それはもしかしたらものすごい幸せなことなんだと思う。
きっと、その相手は私のことを見守っていてくれていると思う。
小さい声で
「まけんなヨ」っていった。
周りに負けるコじゃないから
自分に負けないでいて欲しい。
私も、いつでもここにいるから。ね
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