JOEさんが引っ越すので
「皆くるよ〜」というのでもちろん私もケイくんも
行くことに。
最近このメンバーとばっかり会っている笑。
週末もまた会う。
ちょっとだけエアー夫婦と、先日一緒にライブハウスであった
インド系な顔をしたニコニコ見つめてきたお姉さんと
初めて会ったお姉さんの友達と
少し話してから
私のビバップ号に荷物を載せて、急遽それを新しい所へ運ぶことにした。
荷物でたくさんの部屋の、少し広くなったキッチンの前に座って、
JOEさんと少し話をした。
彼女であるキーちゃんのこととか、いままでのこと、これからのこと。
そして・・・
台所を少し眺めて苦笑すると
「ここさ、前の奥さん(バツイチなんです)と本当に短い間、一緒に暮らしたんだよ。
あいつ、気に入らないとさ、そこにおいてある食器とか
全部、横払いに投げ捨ててぐっちゃぐちゃにしてさ、そのまま扉バーン!ってしめて部屋でてったり
まだ中身の入ったままのマグカップを投げつけてきたりして
掃除が大変だったよ」
と、つぶやいた。
JOEさん自身、どうにもこうにも発狂しそうになって、
誰も居ないときに裏口から外にでて、お皿を地面に投げつけて
後で掃除したり
壁にこぶしで殴りつけてヒビがはいったりしたことも
あるとか・・・。
私とケイくんが
「物に当たるのはいけないよ」と優しくたしなめると
自分もそれは嫌いだといっていた。
新しい住まいに着いて、
キーちゃんが途中で来て、今日もいろいろな話をした。
キーちゃんの妹さんは、自分が気に入らないと、物を壊すんだそうだ。
今まで別で暮らしていて、突然キーちゃんちに転がり込んで
オトコを連れ込むは、自分のものでキーちゃんちを
占領するは・・・
それで、何か言うと、キーちゃんが居ない間にもうぐっちゃぐっちゃの
めちゃくちゃにするんだそうだ。
物に当たることは本当に最低のことだよねとキーちゃんは悲しくため息をついた。
「ヒステリーを起こしているときには、何いってもムダだし
かといって、無視しているのも、向こうは気に入らないし
一体どうしたらいいの!?って状態なんよね」
JOEさんも、ため息をついた。
JOEさんの、プライベートな過去。少しだけ聞いたことあるけれど
JOEさんは、くだらんでしょ、といつも笑う。
キーちゃんの苦しい今。そこから脱出する為に、動き出している今。
キーちゃんとバイバイして、そこから、JOEさんと再び
荷物だらけの住まいに戻る途中、またたくさん話をした。
キーちゃんはすごく可愛い。JOEさんはキーちゃんの
少し前の笑ってる写真を見せてくれた。
生き生きとして、キラキラして
今とは別人のような写真だった。
今は、そういうことが、彼女の笑顔を奪ってる。
笑顔のできない彼女。魅力というものを自分で封じ込めている彼女。
物が壊れるのも、ぐちゃぐちゃになるのも
もううんざりで、彼女の体を蝕んでいっている。
ケイくんが困った顔をして言った
「物に当たる、物を簡単に壊すひとは
物の悲鳴が聞こえないのかね。
物を大切に出来ない人間が、ほかの誰かや何かを
大切にできるわけないよ」
それに対して、JOEさんは頭をポリポリかいて
「僕も若かった。うん」と
反省した顔だった。私とケイくんはJOEさんを
チョンと小突いた。
キーちゃんに、笑顔を取り戻さないといけないねと
私が話を振った。
「そうやって、いろんなことがキーちゃんの心に鬱積して、
このままだとキーちゃんがつぶれちゃう。
それじゃいけないから、いっぱい楽しいこと、嬉しいことしよう。
それが最高の心のクスリだから」
「そう!そうなんだよ、心のクスリ!そのとおりだよ。
だからね、キーは、美紅ちゃんやケイくんとこうやって会うのが
すごく楽しみなんだって。
先日のボーリングやったときも、本当に、本当に帰りたくなかったんだって。
あんなに楽しい笑顔できるのにね」
キーちゃんが帰りたくなさそうにしてるのを
私もケイくんもわかっていた。
「これからだよ。これから。
今は、キーちゃんの周りを取り巻くマイナスに取り込まれないように、
引っぱられないように、キーちゃんをこっちの世界へ
つれてきてあげないとね。
マイナスの力って、ものすごいから。
キーちゃんの夢とかそういうの、取り戻してあげないと!」
三人で、そうだ!そうだ!と大きく頷いた。
帰ってから
キーちゃんも、JOEさんも、幸せになって欲しいと
ケイくんとかたってるうちに、また眠ってしまった。
「皆くるよ〜」というのでもちろん私もケイくんも
行くことに。
最近このメンバーとばっかり会っている笑。
週末もまた会う。
ちょっとだけエアー夫婦と、先日一緒にライブハウスであった
インド系な顔をしたニコニコ見つめてきたお姉さんと
初めて会ったお姉さんの友達と
少し話してから
私のビバップ号に荷物を載せて、急遽それを新しい所へ運ぶことにした。
荷物でたくさんの部屋の、少し広くなったキッチンの前に座って、
JOEさんと少し話をした。
彼女であるキーちゃんのこととか、いままでのこと、これからのこと。
そして・・・
台所を少し眺めて苦笑すると
「ここさ、前の奥さん(バツイチなんです)と本当に短い間、一緒に暮らしたんだよ。
あいつ、気に入らないとさ、そこにおいてある食器とか
全部、横払いに投げ捨ててぐっちゃぐちゃにしてさ、そのまま扉バーン!ってしめて部屋でてったり
まだ中身の入ったままのマグカップを投げつけてきたりして
掃除が大変だったよ」
と、つぶやいた。
JOEさん自身、どうにもこうにも発狂しそうになって、
誰も居ないときに裏口から外にでて、お皿を地面に投げつけて
後で掃除したり
壁にこぶしで殴りつけてヒビがはいったりしたことも
あるとか・・・。
私とケイくんが
「物に当たるのはいけないよ」と優しくたしなめると
自分もそれは嫌いだといっていた。
新しい住まいに着いて、
キーちゃんが途中で来て、今日もいろいろな話をした。
キーちゃんの妹さんは、自分が気に入らないと、物を壊すんだそうだ。
今まで別で暮らしていて、突然キーちゃんちに転がり込んで
オトコを連れ込むは、自分のものでキーちゃんちを
占領するは・・・
それで、何か言うと、キーちゃんが居ない間にもうぐっちゃぐっちゃの
めちゃくちゃにするんだそうだ。
物に当たることは本当に最低のことだよねとキーちゃんは悲しくため息をついた。
「ヒステリーを起こしているときには、何いってもムダだし
かといって、無視しているのも、向こうは気に入らないし
一体どうしたらいいの!?って状態なんよね」
JOEさんも、ため息をついた。
JOEさんの、プライベートな過去。少しだけ聞いたことあるけれど
JOEさんは、くだらんでしょ、といつも笑う。
キーちゃんの苦しい今。そこから脱出する為に、動き出している今。
キーちゃんとバイバイして、そこから、JOEさんと再び
荷物だらけの住まいに戻る途中、またたくさん話をした。
キーちゃんはすごく可愛い。JOEさんはキーちゃんの
少し前の笑ってる写真を見せてくれた。
生き生きとして、キラキラして
今とは別人のような写真だった。
今は、そういうことが、彼女の笑顔を奪ってる。
笑顔のできない彼女。魅力というものを自分で封じ込めている彼女。
物が壊れるのも、ぐちゃぐちゃになるのも
もううんざりで、彼女の体を蝕んでいっている。
ケイくんが困った顔をして言った
「物に当たる、物を簡単に壊すひとは
物の悲鳴が聞こえないのかね。
物を大切に出来ない人間が、ほかの誰かや何かを
大切にできるわけないよ」
それに対して、JOEさんは頭をポリポリかいて
「僕も若かった。うん」と
反省した顔だった。私とケイくんはJOEさんを
チョンと小突いた。
キーちゃんに、笑顔を取り戻さないといけないねと
私が話を振った。
「そうやって、いろんなことがキーちゃんの心に鬱積して、
このままだとキーちゃんがつぶれちゃう。
それじゃいけないから、いっぱい楽しいこと、嬉しいことしよう。
それが最高の心のクスリだから」
「そう!そうなんだよ、心のクスリ!そのとおりだよ。
だからね、キーは、美紅ちゃんやケイくんとこうやって会うのが
すごく楽しみなんだって。
先日のボーリングやったときも、本当に、本当に帰りたくなかったんだって。
あんなに楽しい笑顔できるのにね」
キーちゃんが帰りたくなさそうにしてるのを
私もケイくんもわかっていた。
「これからだよ。これから。
今は、キーちゃんの周りを取り巻くマイナスに取り込まれないように、
引っぱられないように、キーちゃんをこっちの世界へ
つれてきてあげないとね。
マイナスの力って、ものすごいから。
キーちゃんの夢とかそういうの、取り戻してあげないと!」
三人で、そうだ!そうだ!と大きく頷いた。
帰ってから
キーちゃんも、JOEさんも、幸せになって欲しいと
ケイくんとかたってるうちに、また眠ってしまった。
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