お風呂から上がって、あぢ〜あぢ〜といいながら
扇風機にあたりながら、布団でぐて〜っとする。
暑い日夜になってきて、それでもまだエアコンかけるまでもないから
こうやってやり過ごす。
私が歯磨きにいって戻ってきたら
私の枕もとに置いてあるレシピの本をケイくんはがばっとひきよせて、
広告の裏に、ボールペンで急に真剣な顔つきで
なにやら書き出した。
私はもごもごしながら、「勉強?」ときくと
首を横にふる。
口をゆすいで、和室に戻ると
再び、ぐてーっとしたケイくん。
「何かいてたの?」
「間取りー」
広告の裏に書かれたボールペンのインクの跡を迷路のようにたどっても
・・・よくわからん!
「これ、よくわからないんだけど・・・」
「あはは、やっぱり?僕もピーンと浮かんだから書いてみたら、途中でわけわからなくなったよ」
ふわふわで、つやつやで、さらさらのケイくんの髪が
扇風機の風で、ぼっさぼさになる。
私も隣りに並んで、
「私はー、こぉんなかんじでー」
ぐいぐいーっとペンが右往左往、広告の裏がどんどん埋められていく。
うめられていくけれど、マトモな形のものは一つもない。
「あはははは、みーちゃん、トイレどこよ?」
「あっ!それは、ここー」
「そこかよ!」
私たちが二人で住まう家を建てようって思っていた間取りが
全て変わってしまったから。
何もかもリセットされて、そして、さらにスゴイことになってきていて。
二人で住まうだけだったらそれこそ、ケイくんのやりたいように、すきなように
大胆に構図を書いて、私が細かく修正加えたらよかっただろうけど・・・。
私が全てを活かそうとすると動線がメチャクチャ。
「洗濯物干すのに、マラソンしそうだねぇ」
ケイくんが指で、書かれた四角のうえをぐるぐるたどる。
私はわざと驚いた顔をして、そして二人で笑う。
アツヤンが、
「間取りや外側が決まったら、家の模型を作ってあげるよ。
そうしたら、もっと具体的にわかるから」
といってくれたけれど
それは、まだまだ先のことになりそうだ・・・。
扇風機にあたりながら、布団でぐて〜っとする。
暑い日夜になってきて、それでもまだエアコンかけるまでもないから
こうやってやり過ごす。
私が歯磨きにいって戻ってきたら
私の枕もとに置いてあるレシピの本をケイくんはがばっとひきよせて、
広告の裏に、ボールペンで急に真剣な顔つきで
なにやら書き出した。
私はもごもごしながら、「勉強?」ときくと
首を横にふる。
口をゆすいで、和室に戻ると
再び、ぐてーっとしたケイくん。
「何かいてたの?」
「間取りー」
広告の裏に書かれたボールペンのインクの跡を迷路のようにたどっても
・・・よくわからん!
「これ、よくわからないんだけど・・・」
「あはは、やっぱり?僕もピーンと浮かんだから書いてみたら、途中でわけわからなくなったよ」
ふわふわで、つやつやで、さらさらのケイくんの髪が
扇風機の風で、ぼっさぼさになる。
私も隣りに並んで、
「私はー、こぉんなかんじでー」
ぐいぐいーっとペンが右往左往、広告の裏がどんどん埋められていく。
うめられていくけれど、マトモな形のものは一つもない。
「あはははは、みーちゃん、トイレどこよ?」
「あっ!それは、ここー」
「そこかよ!」
私たちが二人で住まう家を建てようって思っていた間取りが
全て変わってしまったから。
何もかもリセットされて、そして、さらにスゴイことになってきていて。
二人で住まうだけだったらそれこそ、ケイくんのやりたいように、すきなように
大胆に構図を書いて、私が細かく修正加えたらよかっただろうけど・・・。
私が全てを活かそうとすると動線がメチャクチャ。
「洗濯物干すのに、マラソンしそうだねぇ」
ケイくんが指で、書かれた四角のうえをぐるぐるたどる。
私はわざと驚いた顔をして、そして二人で笑う。
アツヤンが、
「間取りや外側が決まったら、家の模型を作ってあげるよ。
そうしたら、もっと具体的にわかるから」
といってくれたけれど
それは、まだまだ先のことになりそうだ・・・。
昨日にヒミツ用の日記あります
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