いつでも感動を

感動。心が感じて動いたこと。すばらしいもの美しいものを
見たときに・・・。
　
でも本当に小さな小さな事象を見たときにだって必要なこと。
本当に本当に小さなこと。
お釣りでもらった100円が、新品のぴかぴかだったことや
さっき買ったりんごが、自分好みの酸味と甘味だったとか
テレビで御得情報がやっていてこれは役に立つな！とメモしておくとか
　
　
　
昨日から、再び好きなゲームをはじめた。
レベルをHARDにして。一応完全な（？）物語とつながるエンディングを
見たかったので。
　
物語の冒頭に、仲間になるひとの弟が、つぶやく台詞がある。
　
　
「つまらないと感じるのは、満たされているからだよ」
　
　
　
このゲームはもう何回も(笑）やっているからセリフをほとんど憶えているくらいな
のだが
（これくらいしかゲームもってなかったり・・・）
今回、冒頭のこのセリフが、自分に突き刺さった。
　
　
先日、口にしない様に気をつけていた言葉が、こぼれた
「ふぇーん、つまんないよぅ」
気分的には、ケイくんに構って欲しくて言った言葉。
ケイくんに構ってほしいなら、自分から動けばいいのに
なにか与えて欲しいとだだっこになってしまっていた。
ケイくんも困ったなぁという顔をして笑った。
　
　
なんと説明していいかわからない不安がある。
いってしまえば「心配性」。そして「杞憂」。
冷静になれば、今自分がいる状態はとても”満たされて”いて
穏やかで平和。
それが”壊れることが不安”なのか
劣等感から自分がこんな幸せになってもいいのかという情けない不安なのか・・・。
　
自分が創り上げた意味をなさないものが鎌首をもたげ、そして
「つまらないよぅ」といってしまったんだと思う。
　
　
　
今回、このセリフでまた、自分のワガママがあらわになった。
　
満たされて、ケイくんがそこにいて。
毎日朝ご飯を一緒に食べて、毎晩ほとんど同じ時間に一緒にご飯を食べて。
一緒にお風呂に入って、優しい瞳を見つめて眠る。
家事はケイくんがほとんどやっちゃって。私がご飯を作っている間に
洗濯も片付けもやっちゃって。
（手が回らない自分が情けない・・・）
　
　
つまらないと感じたのは、自分が情けないからかもしれない。
　
　
　
　
今当たり前のことは本当は感動し続けなければならない事なのだから
ここで全ての元に”生かされていること”忘れちゃいけない・・・。