推理小説とか

2004年11月19日 読書
前の上司と打って変わって、新しい上司(部長)は
とても淡白で紳士で、理知的でしっかりしているように思える。
 
英語も中国語も使えるし、雑学(・・・世界の女性・・・?)の
話もユーモラスに教えてくれるし、
つまりは、イヤラシィ話はまずしない。
ジェントルメェン。
 
ふと、呼ばれた。
「美紅さん。御願いがあるのだが」
「はい!」
 
渡されたのは、分厚いピンクっぽい表紙の本と
薄い単行本。
「これを本社に社内便で送ってください。もう重たくて重たくて」
そういいながら今日必要なその本たちより重い資料を鞄に詰め込んでいる。
 
分厚い本は、空海が異国に行って鬼たちと宴をする・・・??
そんなタイトルで。(じっくり見ていない)
 
もう一冊がこれ。本を開いたような形跡も無い。
「いやー、これ、買って少しよんだらすでに読んでいたんだよ。
ボケが激しいようだ・・・」
部長が笑ってごまかそうとしてる、その姿が面白い(失礼な〜)
 
 
昼休みにどれどれと本を開いてみる。
浅見光彦というひとが主人公でー・・・ふむー・・・
・・・
うぅう、私は推理小説ってだめだぁー・・・。
 
 
まず、人が殺される。
人間のドロドロがいっぱい書いてあって、それを元に(?)
事件をといていく・・・。
誰かが誰かを裏切って、嘘をついて、
それがぐちゃぐちゃに絡まって思い余って誰かを殺して・・・。
作り話だけど、だめだぁー。

こういう切り口で読んでしまうのは、まずいないかなぁ(^▽^;) 

ほんの少し読んで挫折してしまいました。
たしか、キーちゃんが推理ものすきとか言ってたかも。
好きな人に読んでもらうのがきっと本も喜ぶな!うん。
 
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ひさびさに新聞を読んだら、趣深い歌が書いてあった。
あまりここまでじっくり新聞を読む機会が無いけれど
新聞を読んで心を動かせられることは多いです。
 
どういう周期でかはわからないけれど、
亡くなられた方の遺言みたいなことも載ってるときがあって
それは読めない。
あまりにも想いが溢れていて、読むとだーだー泣いてしまうので・・・。
(これを平気な心で読める人もいるのかなぁ) 
 
それはそれでいいとして
ふむ、と思った歌は
「百人の
  われにそしりの火はふるも
 ひとりの人の 涙にぞ足る」
  
似たような言葉として
「百万人のひとが俺を愛してくれてもたった一人のひとに
愛されないなら
俺なんて いらない」
 
かな。
 
 
たったひとりのひとに
自分が想って貰えれば
それで十分なのです。
 
 
うーん!
なんて燃える様な想い。そして一番の贅沢を想う歌だろう。
 
 
って私は思いました。
記者のひとは全然違う解釈をしていたけど。 
 
たったひとつ、唯一の本物というのは
いつの時代ももしかしたら最高の贅沢なんだろうな。

 

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