水鳥の水面下

出張から帰ってきて、お友達たちとロシア料理の後、
近所の居酒屋にいった。
　
初めて会うお友達もいたり、
就職が決まった、ちっちゃくて皆で「可愛い可愛い」といっている
本当に素直でがんばりやさんのエリカちゃんも合流した。
　
初めてあう人への美紅ケイ夫婦紹介　byお友達
「なんかね、ここの夫婦すっごい仲がいいの。
おかしいくらい（笑）仲がいいのが当たり前なんだろうなってくらい
仲が良いの。すごいの。うん」
　
　
・・・私たちってそういうふうに見えるんだね〜・・・
　
　
途中、ワインをどうしてもどうしても飲みたかったけど
運転してるからぐっとガマンしていたら、
お友達から「飲みなよ〜。私か旦那が運転してくからさ〜」って
いってくれたんだけど・・・
「私より、疲れて帰ってきたケイくんがたくさん飲んでほしいからさ」って
普通に言ったら、
「美紅ちゃんっ！なんてまぁ〜！」
だから仲がいいのね！って皆にふってました。
　
　
ハズカシ。
　
　
　
ケイくんもやっとこさ合流して、エリカちゃんはケイくんを、
ケイくんもエリカちゃんに会いたかったので
にこにこ皆で話していました。
そうしたらエリカちゃんまで
「なんかもう、お二人からはいつでもすごい仲良しオーラがでてるんですよぅ！
年とっても絶対このままだと思うー！
なんていうんだろう。結婚してまだ少しなんですか？」
　
「うーん、一緒に住み始めて3年、結婚してからはもう2年たったよ」
　
「まだすっごく初々しいですよね！あーいいなぁいいなぁ！
オーラ分けてもらう〜」
　
　
エリカちゃん、可愛い(*´∇｀*)マジ可愛い。私もあなたの可愛いオーラ欲しいッス・・・。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
なんて。
こうやって、仲良くケイくんといるのにも、
いつでも笑顔でお互い見つめあったりしてるのにも、
必ず「水鳥の水面下」があるわけです。
　
　
こんな関係”いつか終わる”と思ってつくっていたら本当に終わる。
新婚の時だけだよ〜なんてやってたら本当にすぐ終わる。
結婚は妥協？んなわけあるかぃ。
妥協したのーってつまり
「私は男を見る目がなくて、このひと”が”いいっていうんじゃなくて
このひと”で”いいや〜って、しました」って
自分の人生を責任転嫁してダメにしました宣言なだけじゃん。
　
他人と一緒になるのだから色々と　思　い　や　っ　て　譲　り　合　っ　て　生きるのを、
まさか・・・、まさか「妥協」なんて言ってるわけじゃないだろうしね。　　
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　【妥協】
　　　　　　　　　　　　　　　　”対立していた”者の一方が他方
　　　　　　　　　　　　　　　　　に、あるいは双方が譲ることで
　　　　　　　　　　　　　　　　　意見をまとめること。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　【対立】
　　　　　　　　　　　　　　　　二つの反対の立場にあるものが並び
　　　　　　　　　　　　　　　　立っていること。互いに相いれない
　　　　　　　　　　　　　　　　ものが向かい合っていること。

　　　　　　　　　　　　　　　　（結婚相手は、相容れない意見の相手ですか？対立ってさ）
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　

　
幸せなんて空から降ってこない。地から湧いてこない。
自分たち二人の幸せは何たるかは、二人でしか決められないし、
それの差異修正、微調整、意見交換・・・つまりは
コミュニケーションっていうもの、　
いわゆる、仲良しになるための水面下の努力。　
　

　
すいすいと水面をすすむ水鳥は
水面下で必死になって足をばたばたさせている。
　
　
些細なことでケンカしないのも、
笑顔で楽しく過ごすのも
　
　
いってしまえば、水面下の努力。