ケイくんが、どれだけ飼っていた犬くんが
利発で賢くイイコだったか
懐かしそうな表情でたまに私に話してくれる。
 
義妹さんが、
「あの犬くんは絶対にお兄ちゃんの言葉わかっていたと思う」
というほどなので
そうとう可愛がっていたし、犬くんもそれをきっとわかっていたんだろう。
 
 
今でもときたま、夢の中に遊びに来てくれるらしい。
そういう時は寝起きがいいみたい。
 
 
 
12年?13年だったかひとりぼっちのケイくんの
ずっとそばにいた犬くん。
そして、
私とケイくんの出会いも、この犬くんに関係がないわけじゃない。
もしかしたら、犬くんが?と思うこともある。
 
 
 
どれだけ可愛かったか。
ケイくんがそれを私に語り、そして先日子犬と遊んだ。
 
買い物に行くと、ほねっことか、ささみジャーキーとか
お菓子とかおもちゃとか餌とかトイレとか首輪とかロープとか
いーっぱい並んでる。
 
(今、子供よりペットのが多いしね。この国は)
 
 
それを眺めていると
自分が子犬くんと遊んでるイメージが、ふっとよぎる。
 
 
 
あ、イメージが出来るって事は
遠くない未来、これは実現するんだなーと思う。
 
 
私の手にはすごい小さくちぎったささみジャーキー。
その下を子犬がぴょんぴょん駆け回ってる。
 
 
ケイくんのどれだけ可愛かったか、大切だったかの気持ちは
感染病のように私に入り込み
私の中を侵食してきている。
 
 
ケイくんのために、犬くんの生まれ変わりのような子を探そうと思っているけど
ケイくんは
「美紅のためにいいとおもう」
といっている。
 
 
 
犬くんがいつかうちにきたら
この淡白な、一気に熱が冷めてしまうココロもなんとかなるかもしれない。

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