妻の本音（笑）

ケイくんのところの常連さんに
まだーむ（年齢は50歳OVER）がいらっしゃる。
　
　
とりあえず、このまだーむAさん、まだーむBさん、まだーむCさん・・・　
　
「あ、私、美紅ちゃんのおばあさまの教え子だったんですのよ」
私「・・・はぁ、そ、そうなんですか」（とりあえず笑顔）
　
「あ、私、美紅ちゃんの叔母さんと同級生だったのよ」
私「・・・は、はぁ、そうなですか・・・」（とりあえず笑顔）
　
　
　
　
　
産まれて、今の実家からは隣の市に住むまで
あまりにもこういうことが多すぎて
私には苦痛だった。
　
私は相手を知らない。
だけど、相手は私を知っている。
　
私はいわゆる”おばちゃん達”が「それは至極まっとうね」と
いうような生き方はしていないし、
いわゆる”世間一般的”とひとくくりにされるような生活も
送ってきていない。
　
どっちかというと悪いコだし、もうぶっちゃけハッタリと愛敬で
ここまでやってきた。
自慢できる過去なんてないし、自分自身もたいしたことない。
　
私は「先生」じゃないし、ギョーカイで大活躍もしてないし。
　
　
　
加えてこれからは
「あら、ケイさんの奥様でいらっしゃるのね！」
か・・・。
　
くちゃくちゃな格好もできないわけだ。いつもしてるけど。
デニムにトボけたイラストのシャツ。これがいいのに。
　
　
　
まだーむA、まだーむBは、結婚してもう30年という
大・大・大ベテラン！
お二人とも夫婦間の愛の深さには、本当に憧れと尊敬！！
そして、いつかはこうなれたらいいなと思う。
高校の時から、旦那様とは一緒で、今でも旦那様が帰ってくるまで
起きて待っていてくっついて眠るそうで・・・。
「空気のような」といってはいるけれど
つまりそれは「無くては困る」という意味だそうだ。
　
自分の最愛の人に何か会っては嫌、と楽しく話した。
　
　
　
まだーむCは、ナゾ。旦那様はいない。
深く追求もしないけれど・・・。
　
前、私が「それは浮気と誤解するぢゃないか」といった
旦那が超浮気もので困った困ったの方もなんだけど
ケイくんへの頼り方が、まだーむAやまだーむBと
なんて言うか・・・・
　
違う。
　
　
　
頼り方が”女”を纏ってる気がしてならない。
　
　
　
独身女性のそれと明らかに違う。
　
　
気にしすぎ？とはいえピリピリする。
　
　
自分の伴侶が頼りないとか自分を見てくれないとか
あれとかこれとかそれとか（略しすぎ）
そんな中に、頼れる男性が現れると
”女としての愉しみ”になっちゃうんかねー。
　
　
　
まだーむAのお友達がぷんすかぷんの私に言った。
「そうね、わかりやすく言うと”ヨンさま”みたいなモンよ」
　
　
　
　
・・・
・・・
・・・
ご勘弁願いたい?(￣皿￣;;